ドジなカラスの壁ドン日記

2013年09月

昨日は工兵用と思わしきUTV野戦服を紹介したがそれのために入手してみました。

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こちらの袖階級章ですが、
エスグラでは『幕僚士官候補』となっています。

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取り合えず昨日の工兵用UTV野戦服に取り付けてみましたがUTVで士官候補というのも何とも・・

去年あたりにUTV野戦服(2012年3月29日参照)を紹介したがUTV野戦服は全軍に行き渡る前に東独が消滅して在庫品は流出・・と紹介しましたが、今回のUTV野戦服はある意味『珍品』の可能性がある。

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UTV野戦服ですが濃青色『画像では黒色に見えますが例えると海軍の夏季用ヘリンボーン作業ズボンに近い色合い』であのレイドロップ迷彩は皆無になります。
一応言っておきますが、
決して当方が後染めした品でなく入手時からこの色のため悪しからず!!
この野戦服ですが過去に某奥にて上下セットで出されていたのに対してDISCISさんがTwitterにて『工兵用だったような』とのコメントがあり探していたら上着のみがあり入手しました。

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サイズタグですが、
染まりきっていないため解読可能です。

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ポケットのボタンですが陸軍作業服(よくショップや奥にて流通している)と同じ黒ボタンになっています。

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刻印は軍納品で年代はY→1988年と後期あたりの製造となります。
今回のが正規の工兵用なのかはたまた崩壊後の業者による後染め品(ならば刻印も消えているのだが)なのかは不明なため資料を探さないと・・明日はこれのために入手したUTV袖階級章を紹介する。

かなり前に東独時代のワインラベル(2013年8月13日参照)を紹介したが今回はそのワインに必須なワイングラスを入手したため紹介をする。

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まずは元箱から紹介するが以前に紹介(2013年7月10日参照)したリヒテの受け皿の元箱は金箔刻印に濃いエメラルド色の美しい箱でしたが、

今回のワイングラスの元箱はまるで『崩壊しかけたウクライナの段ボール』みたいな質素な質です。また蓋の上の21は保管番号か管理番号かなんかでしょうか?

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横部分には紙ラベルが貼り付けてあり王冠はこのグラスメーカーのシンボルマークでその下のドイツ語は解読不能でした。

『16-115』は何でしょうか?
またその下のドイツ語も同様に解読不能
しかし『FRAUENAU』は(フラウエナウ)でバイエルン州にある地方です。
横のは製造番号かなんかでしょうか?

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蓋を開けたらプチプチ&発泡梱包されたワイングラスが出てきました。

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早速取り出してみましたが、
クリーム色を中心としつつもグラス部分の下部には淡い青色がまたアクセントとなっています。

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足部分には二種類のシールが貼られており上のシールには輸出先と『WESTERN』は(西)という意味なため西側諸国向けに輸出された品かと思われる。

下のシールには、
王冠のシンボルマークとフラウエナウと『ECHT.KRISTALLGLAS.HANDARBEIT』
ですが調べてみたらこれは(手作りのクリスタルガラス)の意味でした。

ちなみに足の裏側にはこのワイングラスを製作した方の名前がホラレテいます。

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唯一の欠点はワイングラス自体の大きさでまるでベッドランプみたいなサイズでまたグラス部分と軸部分の耐久性を考えると実用は控えてインテリアにするのが無難かと思われる・・ワインなんて飲まんが(笑)

明日は謎服を紹介する。

本来ならばワイングラスを紹介する予定でしたが骨董市に行ったため変更をする。
今月は中段の場所には出店が無く下段と上段のみに出店があったが東独の切手は皆無で軍物も皆無と散々だったがいくつばかしか入手したため紹介をする。

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毎度の軍猪口だがこれで100円なり!!
しかしそれには理由がありフリッツが車で運搬中に軍猪口が入った段ボールを落下(高い所に積んでいたらしい)してしまい大半が破損してしまい辛うじて小破(欠けやひび割れ)したのをまとめ売りしてくれました。
まず上段の二個は同じ品で歩兵第六十連隊の記念品で六十連隊はあの愚作と言われるインパール作戦にてインパール目前にて部隊の消耗のため撤退したのが有名です。
絵柄は桜の花が上にあり下には三又にした三八式歩兵小銃の傍らに南朝鮮が法律を創るぐらいに敵視剥き出しにしている旭日旗が傾けられています。
次に中段は左端の軍猪口は『保勝』とのみ記入がされていないため謎の品ですが今まで軍猪口を集めてきたが大抵は桜が絵柄に用いられていますが、こちらの軍猪口には桜の他に紅葉(犬走の方ではない)が書かれていました。
次に中段は真ん中の軍猪口は除隊記念の品で裏側側面に記入されているタイプ(次の画像にて紹介する)で表側の絵柄は上には太陽?(又は双光旭日?)の下には日本国旗とまたまた南朝鮮が(yr 旭日旗が二又するようになっていますが、
焼いたときのためか表面が混じり物や気泡があるのが残念です。
次に中段は右端の軍猪口は歩兵第八連隊の退営記念の品で歩兵第八連隊は里謡とワンセットで語られる連隊でノモハン事件の時には到着前に事件自体が終って(停戦)しまい仕方がなく上海に駐屯したのが有名です。
下段の最後の軍猪口は、かなり豪華な作りで内側には金メッキ塗装がされており中心には陸軍の星章があります。
またこれは軍猪口にしては強気の1000円でしたがこれもまとめ価格に・・こちらも裏側側面記入タイプですので次にて紹介する。

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裏側の画像ですが、
上段の歩兵第六十連隊のは足内部に赤羽?と記入されているが詳しい事は不明です。
保勝のは無地で除隊記念の方には連隊名が記入されていますが残念ながら肝心の箇所が掠れてしまい判別不能です。
退役記念の方には『やまもと』と記入されています。
1000円の方には紋様が書かれておりまたこちらの軍猪口は歩兵第30連隊の除隊記念の品でこの連隊はコロコロと所属師団が変更(約三回)をされた連隊です。

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こちらは雑多取り扱い店にて並べる前の箱詰め状態で『好きに探して良いよ』とのフリッツの計らいにて漁って二冊で1000円(本来ならば一冊1000円の予定だったらしい)にて入手した書物で、
こちらのは熱帯地域での作戦においての手引き書になります。

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大東亜戦争の主戦場が南方のためかこの手引き書には南方などの熱帯地域においての対処法方が記載されており特に給養の『生水の飲用を禁止にする』と記入されている点がポイントであり、
映画『プラトーン』でスコールの中での行軍時に雨水を水筒に汲んで飲用しょうとしたら仲間の兵士に(よせ赤痢になるぞ)と警告されたが(構わんかえって祖国に帰れる)と言ったが生水の飲用は赤痢などの病気や寄生虫による寄生などのリスクが高く日本軍内でも禁止にするほどでした。

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二冊目は自動車や装甲車などの車両においての行動を抜粋した手引き書になります。

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内容は主に自動車の簡単な構造の説明から乗車時の戦闘や野砲の乗せ方まで記載をされています。
ちなみに日本軍は一式半装軸装甲兵車(ドイツ軍で言うSd.kfs.251)を生産配備をしたかったがそれは理想で現実には94式6輪自動貸車などのトラックが大半でしたがその肝心の自動車も行き届かずじまいであり・・

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最後の数ページには自転車を使用する際の銃火器などの取り付け例が挿し絵つきで紹介されています。
南方戦線においては自動車の不足分を自転車(銀輪部隊)で補っていたが、
自転車は輸送船で運搬したり現地でパク(yr 徴発した現地の自転車などを使用していたがそれでも行き届かずに専ら徒歩が中心になっていました。
明日はグラスを紹介する。

去年あたりに国境沿岸警備隊のダブルジャケット用に内務省略綬を紹介したが精勤年数と階級が不釣り合いだったため・・

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国境警備隊の二段七連略綬を入手しました。
常勤用の紙略綬で内容ですが・・
『一段目の左端から』
・ハンス・バイムラーメダル
・DDR国境警備隊功労メダル・銅章
・模範的国境精勤メダル
『二段目の左端から』
・洪水災害管理メダル
・NVA精勤10年メダル
・NVA精勤5年メダル
・KVP精勤メダル
今回この略綬を入手した理由はこの『洪水災害管理メダル』で沿岸警備隊なら洪水災害にも対応していた可能性があると思ったためです。
しかしこの略綬の前の持ち主はハンス・バイムラーメダルが有ることから、
スペイン内戦でファシストと闘いWW2を生き残り終戦後は東独でKVPを経て国境警備隊又は国境沿岸警備隊を経たとなるとかなりの歴戦の勇者になる設定になります。

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おまけ・・と言うより勝手に宣伝
このたびブログ『東とロシアと時々連邦』の管理人であるDISCIS様が運営している同人サークル『とろけるふくろう』から東独軍の野戦装備に関するミリタリー本が出版されました。
一通り観覧しましたがかなり細かく記載をされており東独初心者ならずとも一冊は入手した方が良いと当方は思います。
明日は東独時代のワイングラスを紹介する。

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